岩佐 徹
Iwasa Toru
岩佐徹木版画展 直方体
2022年9月16日(金)- 19日(月祝)・23日(金祝) - 25日(日)
11:30 - 18:30
2020年 板目木版 水性絵具 楮半草紙 14×6×4cm
2012年 板目木版 水性絵具 楮半草紙 24.6×22.0cm
2012年 板目木版 水性絵具 楮半草紙 35.1×45.3cm
2010年 板目木版 水性絵具 楮半草紙 30.7×22.0×5.5 cm×4
岩佐徹(1977- )の木版によるシリーズ「直方体」は、立体作品と平面作品があり、思い出したようにたまに制作されます。立体作品の直方体は、シャープな辺をもった色のかたまりです。木版で摺った和紙を折って立ち上げることで、摺るときにばれんに込めた力を内向きにし、求心性を感じられるよう意図されています。対して、平面作品の直方体は、木版のテクスチャーがあるマットな色面上に遠近感を排したアウトラインで表され、連続する端の見えないハコは永続的で、どこか遠心的でもあります。また、特に最初期においてはだまし絵の要素を多く含んでいます。
本展では、およそ20年にわたり制作された「直方体」シリーズを、新作を含む13点で振り返ります。会場であるリブレは内外装で矩形が特徴的な建物(設計清水徹氏 2006)です。その本展との相性もお楽しみください。
本展覧会DM
本展覧会予告動画(20秒)
岩佐徹ウェブサイト「岩佐徹版画研究所」
- 1977年
- 埼玉県生まれ
- 2002年
- 筑波大学大学院 修士課程芸術研究科 修了
- 主な展覧会
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- 2021年
- a multilayer vision 多層展望 4 井関洋 岩佐徹 田中千夏 版画展(ギャラリーカフェSORA 千葉県佐倉市 ’07、’17、’19)
- 2020年
- 岩佐徹木版画展(LIBRE 根津 ’08、’10、’12、’14、’16)
- 2019年
- 間の祭り(常陸國總社宮 茨城県石岡市)
- 2016年
- 歩く詩人 ワーズワスと芭蕉(柿衞文庫 兵庫県伊丹市)
- 2015年
- 輪郭のゆくえ -岩佐徹・遠藤章子-(GALERIE PARIS 横浜)
- 2013年
- ART IN TIME & STYLE MIDTOWN VOL.13 岩佐徹 杉浦藍(TIME & STYLE MIDTOWN 六本木)
- 2013年
- 常総市まちなか展覧会2013 元気を集める(二水会館 茨城県常総市 ’08 - ’12)
- 2013年
- 鈴木敦子・岩佐徹展 ~清宮質文さまへ(須坂版画美術館 長野県須坂市)